届いた言葉の重み
私は毎月、教育対象者に意識してほしいことを送っています。
今月は、教育対象者に向けて応援メールを送りました。
「壁にぶつかった時の心の持ちよう」というテーマで、
不安や失敗も成長のプロセスだということを伝えたくて書いたものです。
送りながらも、「この言葉、ちゃんと届くかな」と少し不安でした。
けれど、メールを送った後、夜勤で教育対象者の一人が
「メールを読んで泣きました」と言ってくれたんです。
それを聞いた瞬間、胸の奥がじんわり温かくなりました。
言葉は、“届くまで”が仕事じゃない
文章って、不思議です。
書いている時は、自分の想いを言葉にするだけなのに、
読む人の心のタイミングと重なった瞬間に、“力”になる。
きっとそのスタッフは、何か壁にぶつかっていたんだと思います。
でも、言葉をきっかけに少しでも前を向けたなら、
その一歩が教育の本質なんだと改めて感じました。
伝える勇気が、つながりを生む
言葉を発信することは、時に勇気がいります。
「重く感じられないかな」「押しつけにならないかな」と。
それでも、自分の目で見て感じた“現場の空気”を信じて、
いま必要なメッセージを届けることが大切なんだと感じました。
再現性のない、直感になってしまいますが…。
次は、教育メンバーの中で回していく予定です。
それぞれの言葉が、それぞれの想いで誰かの背中を押す。
そんな連鎖が起きたら、きっと病棟全体が少しずつ優しく強くなると思って🍀



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