【教育の絶妙なバランス】を見極める

教育の葛藤と成長
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▼こんな人におすすめの内容です

✔ 教育の“ちょうどいい負荷”ってどこ?と模索している人

✔ スタッフ教育に悩んでいる医療・看護職の方

✔ 経験を“成長につなげる”割り振りの考え方を知りたい人

✔ 「なんで私ばっかり頑張ってるの?」と感じてしまう現場の教育担当

✔ 教育って何が正解かわからなくて、いつも手探りな人

✔ チームの中で「ちゃんと考えてるのに伝わらない…」と感じてモヤモヤしている人

✔ センサーが敏感で、周囲の動きや空気に気づきすぎてしんどい人

教育をするって、やっぱり難しい。

「ちょっと難しいけど頑張ったらできそう」
「ギリギリできるけど、終わったあとに振り返りたくなる」
そんな“成長ライン”を狙って、毎回の割り振りを設計するのは、ある意味ゲームみたいでもある。

でもそれを可能にするには、相手の力量をよく把握しておかないといけない。
経験年数だけじゃわからない。性格やその日の体調、患者さんの内容、周囲のサポート体制……

すべてを見て初めて、その「ギリギリの塩梅」が見えてくる。

「やらせて満足」ではなく「意味のある負荷」を

教育って、つい「経験させたからOK」って思ってしまいがち。
でも、本当に大事なのは、その経験がちゃんと“身になる”かどうか

・ただの作業になっていないか
・ギリギリすぎて、心が折れていないか
・逆に余裕すぎて、スルーされていないか

そういう“体験の質”まで見て初めて、教育が成立すると思う。

実は、いつもシミュレーションしている

私はいつも考えている。

  • もし自分がリーダーだったら、どう割り振るか?
  • 教育対象の人に、どんなイベントを振ると成長につながるか?
  • どこまでなら攻められる?
  • 病床状況は?
  • 他のスタッフのフォロー力は?
  • 時間内で収まる見込みはあるか?
  • 入院は最低3件分は想定済み?

それを踏まえて、「きつすぎないか?」「これで回るか?」「急変起きたときも安全?」と常にバランスを取っている。
自分の感覚はセンサーみたいなもので、常に張り詰めている

正直、他の人が見えていないことまで見えてしまって、しんどい時もある。
でも、それはきっと自分の“進化の賜物”なんだと思っている。

心の中は、実は毎回戦場

教育の現場って、理想だけではやっていけない。
うまくいかないこと、思い通りに動いてくれないこと、逆にイライラされることだってある。
「なんで私がこんなに気を遣わなきゃいけないの?」
「そっちのミスなのに、なんで私に態度出すの?」
そう思ってしまうこともある。

でも、そんな中でもやっぱり思うのは、
「教育は人を変える力を持っている」ってこと。

それが自分の中にあるから、私はまた次も、考えて、支えて、任せてみようと思う。

教育者としての誇りを持って

今回、改めて気づいた。
私は、ただの仕事としてじゃなくて、本気で“育てたい”と思って関わっている
だから、割り振り一つにも想いがこもるし、少しの動きにも敏感になる。
うまくいかないと、イライラもするし、落ち込むこともある。

でも、やっぱりこの仕事が好きで、教育が好きなんだと思う。

きっと私はこれからも、スタッフの“ちょっとギリギリ”を攻めながら、
一緒に成長のきっかけを見つけていくんだろう。

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