夜勤中の教育で、ふと立ち止まった私の気づき
夜勤専従という働き方をしている中で、私は「夜勤中でも育てる」ことを常に意識しています。
けれど最近、ただ経験させるだけでは、本当の意味で成長につながらないことがあると気づきました。
新人や若手に対して、毎回の勤務で“刺激”や“経験”を与え続けていると、知らず知らずのうちに「追い込み」になってしまうことがあるんです。
教育に必要なのは、経験+“余白”
私が大切にしたいのは「内製の時間」
カルテを読み込んだり、自分の思考を整理したり、振り返ることは学びに欠かせません。
特に夜勤は日中に比べて業務の波があり、静かな時間が生まれやすい。
だからこそ私は、あえて“ゆっくり夜勤できる部屋”を割り当てたり、カルテをじっくり読める環境を整えたりすることも教育の一部だと考えています。
休むことも学びのうち
がむしゃらに頑張ることも大切だけれど、それだけでは心がもたない。
プライベートも充実させて、バランスよく生きてほしい。
私自身、休みの日でもつい教育のことを考えてしまうけれど、だからこそ、下の子たちには
「がんばるだけがすべてじゃないよ」と伝えたいんです。
おわりに
教育って、きっと“贈り物”なんだと思います。
焦らず、押しつけず、見守ることもまた、深い優しさ。
夜勤という時間だからこそできる「心の余白」を、これからも大切にしていきたいと思っています。
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