病棟教育に知識の確認テストを取り入れてみて気づいたこと

ゼロから仕組み化
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確認テストの導入

今年度から、新人教育の取り組みの一つとして「確認テスト」を導入しました。
目的はシンプルで、知識の定着を図り、学習のモチベーションを高めることです。

また、特定の分野(メカニカルサポート)の自立評価にも活用できます。
実際に「テストがあるから勉強しようと思えた」「自分の弱点が見えた」といった声もあり、一定の効果を実感しています。

他にも、自らテストを受けたいと申し出るスタッフもいました。

見えてきた課題

一方で、勤務時間内に実施すると「集中できない」「答えられない」「負担に感じる」という声も聞かれました。

教育担当側としては、自立の基準にはなるが採点に時間がかかるため、普段の仕事に採点時間が追加された状態となります。

超過勤務の原因にもなり、教育=大変というイメージにつながるのでは、と懸念しています。

次につなげるために

この取り組みをどう続けるかを考えるため、教育対象者にアンケートを実施する予定です。
「有効性はあったか?」「どのくらい負担に感じたか?」「実施するならどのタイミングがよいか?」

――こうした声を直接聞き、改善につなげたいと思います。


教育は一方通行では成り立ちません。

現場の声をもとに「確認テストをやってよかった」と思える仕組みにしたい。
学びを定着させ、教育の成果を“見える化”することを目指して、これからも試行錯誤を続けていきます。

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