自己紹介研修で感じた“教える側の緊張”
今年度、新たに7名の新人看護師が入職してくれました。
4月1日、私はその新人看護師たちの自己紹介研修を担当しました。
新人看護師にとっては社会人・看護師としてのスタートの日。
でも実は、迎える側の私自身も少し緊張していました。
年齢差があっても、立場が違っても、人と人が初めて出会う場には独特の空気があります。
今回は、新人看護師との最初の3時間で感じたことを綴ります。
新人看護師との出会い
今年度は7名の新人看護師が入職しました。
まずは自己紹介用紙を書いてもらい、一人ひとりの名前、出身、趣味、好きなことなどを共有する時間を作りました。
自己紹介はただ名前を知るだけではありません。
「この人はどんな人だろう」
「どんな雰囲気なんだろう」
「話しかけやすそうかな」
そんな不安を少しでも和らげる、大切な最初の一歩だと思っています。
実は、教える側の私も緊張していた
普段から関わりのある後輩や既存スタッフとは違い、今年初めて出会う新人看護師たち。
しかも今回は、教育担当として前に立つ立場でした。
一回り以上年下の世代とはいえ、年齢差だけでは埋まらない“初対面の距離感”があります。
どう話せば安心してもらえるか。
どこまで砕けていいのか。
緊張している相手に、どう空気をつくるか。
そんなことを考えながら、私自身も少し肩に力が入っていました。
3時間後、少しずつ空気が変わった
最初はみんな表情も硬く、緊張感がありました。
それでも、話をしたり、一緒に院内を回ったりする中で、少しずつ笑顔が増えていきました。
質問が出たり、会話が生まれたり、表情が柔らかくなったり。
たった3時間かもしれません。
でも、最初の3時間だからこそ意味がある。
人は安心すると、学べるようになります。
教育のスタートは、知識を教える前に「ここなら大丈夫」と思ってもらうことなのかもしれません。
教育とは、教えることだけではない
新人教育というと、技術指導や知識教育をイメージされがちです。
でも本当に最初に必要なのは、
- 安心できる空気
- 話しかけやすい関係
- 分からないと言える環境
- 自分を受け入れてもらえる感覚
こうした土台づくりだと感じています。
自己紹介の時間は、ただのアイスブレイクではなく、これから始まる成長の土台づくりです。
これから一緒に育っていく
新人看護師は育てられる存在ではなく、共に育っていく存在です。
今年の7名とも、これから様々な壁や成功体験を重ねていくと思います。
そのスタートの日に関われたことを、私は嬉しく思います。
そして私自身も、教育担当としてまた一つ学ばせてもらいました。
まとめ
新人看護師の初日は、新人だけが緊張しているわけではありません。
迎える側もまた、同じように少し緊張しています。
だからこそ、人と人として向き合う姿勢が大切なのだと思います。
今年の7名が、安心して成長できる一年になるように。
私もまた、共に育っていきたいと思います。


コメント