「あれ?」から始まる気づき
今日はデモで閉鎖式吸引の技術練習をしていました。
呼吸器の立ち上げを終えて、いざ閉鎖式吸引。
チューブ固定の位置を合わせるときに、新人さんが言いました。
🗣️💬「ここがプラス2〜3ですよね?」
でも、よく見るとチューブの先端がまだ出ていない。
「あれ?先端出てないよね?」と声をかけると、
新人さんも「あっ、ほんとだ!」と笑いながら気づきました。
その瞬間、“知識としての理解”が“体感としての理解”に変わったのを感じました。
一緒に確認しながら、手順の意味が腑に落ちるように。
そのあと実際の患者さんのもとで、一人2回ずつ閉鎖式吸引を経験してもらいました。
「失敗」ではなく「経験」
この時間で伝えたかったのは、
“間違えること”は悪いことではないということ。
うまくいかない場面でも、「どうしてだろう?」「ここかな?」と一緒に考えることで、
新人さんの表情が少しずつ柔らかくなっていきました。
完璧にできることよりも、考える力と気づく力を育てたい。
それが、私の教育でいちばん大切にしている部分です。
おわりに
教えることより、共に考えること。
その中にこそ、新人の成長の芽があります。
「あれ?」と一緒に立ち止まり、気づきを見つけていく時間。
その積み重ねが、やがて確かな自信へと変わっていくんだと思います。



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