― エッセンシャル思考で原点に戻った話 ―
はじめに
来年度の新人研修を担当することになりました。
任されたときは、困惑しました。
でも同時に、「より良くしたい」という気持ちが一気に湧いてきました。
昨年度の計画を見直しながら、
・もっと早く病棟に配属した方が成長するのでは?
・研修内容を再構成した方がいいのでは?
・配置の順番を変えたらどうだろう?
そんなふうに、いろいろ考え始めました。
「より良く」の罠
より良い研修にしたい。
その気持ちは本物です。
でも、ふと立ち止まりました。
私は昨年度の研修に参加していない。
実際に走っている現場を見ていない。
体感していない。
それなのに、「より良く」なんて本当に作れるのだろうか。
変えることが目的になっていないだろうか。
気づいたら、原点に戻っていました。
変えるより、まずは走らせる
いろいろ見直して、いじって、再構築して。
でも最後に出た答えは、とてもシンプルでした。
大きく変えずに、そのままやってみる。
今年は「観察の年」にする。
走らせて、見て、記録して、感じる。
改善は、その後でいい。
エッセンシャル思考でいこうと思いました。
何を足すかより、何をやらないか
私は、考えることが好きです。
構造を見て、再設計するのも嫌いじゃない。
だからこそ、
いじりたくなる。
でも今回のテーマは、
「何を足すか」ではなく
「何をやらないか」。
やらない勇気。
変えすぎない勇気。
それもまた、教育に関わる立場として必要な力なのかもしれません。
おわりに
新人研修は、未来への投資です。
だからこそ焦るし、良くしたくなる。
でも、本当に大事なのは、
派手な改革ではなく、
確実に走らせること。
今年は、まず走らせる。
そして、しっかり見る。
それでいい。
エッセンシャルに、いきます。


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