こんな人に読んでほしい
- 教育に関わるリーダー・教育委員
- 「采配って、教育にどう関わるの?」と考えている人
- メンバーとしてどう育成に関われるか悩んでいる人
夜勤専従として働く中で、リーダーの采配やスタッフの動き方を毎回じっくり観察しています。
今日は「教育を進める上での采配」について、自分の立場や視点から気づいたことをまとめてみました。
リーダーの采配は教育の力になる
リーダーで業務を回していると、ある程度、自分の裁量で誰にどの業務を任せるかを決められます。
その中で「育てたい人に、育つチャンスをどう与えるか」は、教育の大きな鍵。
実際に私も「この子にこの患者さんを任せたい」「この処置を経験してほしい」と考えて采配することがよくあります。
つまり、リーダーは“教育の設計者”になれるということ。
でも、メンバーの視点だからこそ見えることもある
一方で、リーダーじゃない立場のときは「指示に従う側」になります。
この立場では、「夜勤を回すことだけを考えている」「夜でも育てたいと思っている」「リスク管理ができているか、どうか」「年上ナースを気遣っている采配」などが見えてくる。
実は昨日、【優しさの塊から生まれてきた年上ナース】が、
暴走してしまうリーダーが陥る采配をしていた場面がありました。
悪気がなくても、偏りのある采配が生まれてしまうことって、実はよくあることなんだと感じました。
教育への想い×リスク管理=“采配の質”を見極める目
私は教育を進めたい気持ちが常に120%あります。
でも最近、それだけではなく「20%のリスク管理の視点」もあることに気づきました。
- この采配は教育にはなるけど、現場のバランスを崩してない?
- 今このスタッフにこの業務を任せるのは、本当に“育成”なの?
- 優しさで手を引いても、本人の学びにはなってる?
そういう視点が、少しずつ養われている気がします。
まとめ:リーダーじゃなくても、教育は進められる
「育てる側=リーダー」ではないと私は思っています。
メンバーとしても、観察や声かけで“教育に寄り添う”ことはできる。
そして、リーダーで采配する側にも「教育と現場バランスの両立」を意識する視点が求められる。
この両方の視点を持つことが、現場全体で育て合う土台になるはずです🍀
コメント